日々淡々と

しがない主婦のしがない日常

なぜ勉強しないといけないの?

現在猛威をふるっている新型コロナウイルスは、

100年に1度のパンデミックを引き起こす感染症と言われています。


◉約1720年頃のペスト

◉約1820年頃のコレラ 

◉約1920年頃のスペイン風邪

◉そして2020年の新型コロナウイルス




よく、「勉強して何になるの?」と屁理屈を言う子供がいますが、

私達が歴史を学ぶのは、「歴史はくり返すから」です。

くり返したときに、「歴史を学んでいたら対処法が見えてくるから」です。



今回も過去の歴史を参考に、休校措置などがとられましたが、

最初は批判も多かったのに、結果間違ってなかったですよね。


コロナウイルスは年齢関係なく罹患し、死に至ります。

100年前のスペイン風邪の時も、休校措置がとられ、電車も減便し、

ソーシャルディスタンスを保ち、マスクを着用するよう国から要請されています。


そう、今と全く同じ状況です。


ちなみに、マスクの奪い合いが起き、値段が高騰したのも今と同じです。



歴史はくり返すんです。



先日、北大の教授が、

「このままだと日本で40万人もの人が亡くなる」

という、ショッキングな内容の会見を開いていて、

その時も一部コメンテーターからの批判もありましたが、

スペイン風邪では、当時の人口5600万人に対して45万人が亡くなった(0.8%)

という事実を考えると、現代の医療の発達を加味しても妥当な数字ではないかと思います。


どこかの国の、終息までに2年近くかかるだろうという見解発表も、

スペイン風邪の流行が約2年続いたことを考えると、

私はそのくらいはかかるかなと覚悟していました。



このように、歴史を学ぶことで、私達は先を見通すことができます。

そのうえで、過去の歴史より、少しでも良い未来をむかえるために努力するのです。



今回であれば、前回のスペイン風邪と同じく、


◉3密を避ける、人と距離を置く

◉マスクをする

◉病人とは生活を分ける

◉治ったと思っても医師の指示に従う


を徹底しつつ、さらに早く終息させるように、


◉ワクチンや薬の開発、治験を急ぐ

◉休業要請を拡大する&補償する

◉往来をやめる


ことで、過去よりは明るい未来をむかえることができます。




若者たちに言いたい。


学びなさい。

学びを広げて、教養を身に着けなさい。

教養があれば、将来困難な時に、それに立ち向かうことができる。

教養はあなたの最大の武器になる。



ペストの流行時に、2年間も大学が休校になったニュートンが、

万有引力の法則」を発見したのは有名な話です。


現代の若者たちも、この機会だからこそ取り組めることを見つけてほしい。

SNSやゲームではなくて。


ただ寝転がってあれこれ思いをめぐらせるもよし。

授業や部活に追われて取り組めなかった問題集をじっくりやるのもよし。

人と出会わない程度に散歩し、普段気にもとめない植物や生き物に目を留めるのもよし。

この機会に親から家事を習うもよし。


可能性は無限大です。


そして、学校が再開したら、学べることに感謝してほしい。

教養を身に着け、そこに経験をプラスして、強く賢い大人になってほしい。




今日はちょっと熱く語ってしまいました。

勉強もしてるけど、スマホに夢中の息子への思いも含まれています。



この経験が、プラスになる生き方をしてほしいです。