センター、足切り、そして2次へ
我が家には、受験生の息子がひとりおります。
先月のセンター試験から始まり、その自己採点結果で出願校を決め出願、そして今月末からの2次試験、という流れで通常の国公立の入試は進んでいきます。
しかしその2次試験の前に、大学によっては志願者が膨れあがってしまった学部に対し、通称「足切り」という心臓に悪い名前で呼ばれる、2段階選抜の第1次選抜が実施されます。
昨日がその「足切り」の日でした。
例年通りであれば、絶対に引っかかることのない点数だったため、息子なんかは前夜私が話題に出すまで忘れていたくらい。
私はというと、100%あり得ないと分かっていても、サイトを開くときはやはりドキドキしました。
結果予想通り合格だったため、受験票をダウンロードし、プリントアウトしてテーブルの上に置いておいたのですが、
夜帰宅した息子は「めっちゃ」不安そうな暗い顔で帰宅し、受験票を見たとたん「良かった〜」と心からの安堵の声。
実は、同じ学部に出願したお友達が足切り不合格だったらしく、その子のセンターの点数を知っていた息子は不安で不安でしょうがなかったみたい。
そのお友達は、息子より賢い子で、模試でもいつも安定の成績・判定だったため、センターの失敗はかなり意外でした。
でも記述力のある子だし、志望下げなくても逆転できるのでは?と思っていたのですが、結局合格の可能性が高く、二次配点の高い(センターほとんど意味ないくらい)息子と同じ学部に下げて出願したところ…まさかの足切り。
今年度は、センターの難化&来年度からの入試制度変更により、安定志向に走る受験生が多く、レベルを下げて出願してきた子達がセンターの点数をある程度持っていたので、例年より足切りラインが厳しかったみたいです。
学校のレベルは全然違うのに、足切りラインだけは東大並み、みたいな。
多分今年度だけでしょうけどね。
他にも足切りにあった同級生がいたみたいで、昨日の高校の大学別講習は出席者が減っていたそうです。
不合格の痛みを知る私や息子は、高校入試を思い出し(私は自身の大学入試も)心が痛くなりました…。
息子には、「お友達の分まであと10日ちょっと、死ぬ気で頑張りなさい。」とだけ伝えましたが、伝わっているといいなぁ。
もう続々と私立専願組や、国立推薦組が決まりつつあり、受験から解放された子達が羨ましいみたい。
本来楽なほう、楽なほうに流れる性格なので…(^_^;)
これからの10日あまりのメンタルが勝負を決めると思っています。
がんばれ!!
あなたならいける!!
今日もひっそりと心の中で応援するしかない母でした。